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【三菱地所の情報隠蔽体質批判1】
【三菱地所の情報隠蔽体質批判2】

【三菱地所の情報隠蔽体質批判3】

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【三菱地所の情報隠蔽体質批判 番外】

● 三菱地所はインターネットを知らない

                   諸野脇 正@インターネット哲学者
                  【e-Mail】 ts@irev.org
                  【Web Site】 http://www.irev.org/
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● 皆さんのリンクが私をオピニオンリーダーにする
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 今、三菱系企業の不祥事の中で一番目だっているのは何でしょうか。
 三菱自動車のリコール隠しでしょうか。
 違います。それでは、グーグルで「三菱 批判」を検索してみましょう。
 
  http://www.google.co.jp/search?num=100&hl=ja&newwindow=1&q=%E4%B8%89%E8%8F%B1%E3%80%80%E6%89%B9%E5%88%A4&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=lang_ja
  
 何と、私の文章が一番最初に出てきます。98900件中の一番なのです。つ
まり、三菱自動車のリコール隠しより、三菱地所の顧客対応・情報隠蔽の方が注
目されているのです。これはすごいことです。
 なぜ、私の文章がこんなに注目を浴びているのでしょうか。それは、皆さんが
たくさんリンクをしてくださったからです。つまり、インターネットの評価機能
が働いたのです。
 この原理は、次の文章で詳しく説明しました。
 
   ● ノーベル賞が無かったらキャベツ男だった白川博士
                −−インターネットの評価機能
    http://www.irev.org/shakai/nobel.htm
   ● モーニング娘とドナドナで検索エンジンを分析する 
                −−人による評価をロボットで集めよ
    http://www.irev.org/shakai/donadona.htm
 
 私が書いた文章が一番なのですから、私はインターネット上のオピニオンリー
ダーであると言ってもいいでしょう。しかし、誰か偉い人が私をリーダーと決め
た訳ではないのです。皆さんのリンクによる「投票」が私をオピニオンリーダー
にしているのです。
 そう考えると、何か楽しくなってきませんか。
 インターネット社会は、明るくて透明です。
 

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● インターネット社会を理解しない三菱地所
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 今までの社会では、密室性に隠れて「悪事」をおこなうことが出来ました。
 しかし、インターネット社会では隠れて「悪事」をおこなうのは難しくなるで
しょう。
 それは、個人がオピニオンリーダーとしての力を発揮してしまうからです。個
人でも、企業を追及することが出来るのです。
 このままでは、三菱地所のホームページは私の批判の文章に取り囲まれてしま
うでしょう。「三菱地所」という語を検索すると、私の批判の文章が上位にたく
さん表示されてしまうのです。現在グーグルでは、私の文章は五十位前後です。
しかし、リンクによる「投票」によってだんだん順位が上がってきています。今
後は、もっと上がっていくでしょう。
 これはもうマンション販売の問題ではありません。危機管理の問題です。三菱
地所全体の企業イメージの問題です。このままでは、「三菱地所は情報隠蔽体質
の会社」という悪いイメージがついてしまうのです。


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● どうぞ、証人になってください
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 「情報公開するかどうか」は三菱地所の企業イメージの問題なのです。
 しかし、この問題について意思決定をしているのは住宅部門のようです。その
ような一部門が、全社的な問題について意思決定しているのは問題です。
 そこで、社長へメールを送りました。そして、このメールをインターネット上
にも公開しました。

  ● 高木 茂 社長へのメール 
   http://www.irev.org/shakai/shacho.htm
 
 一般に、このようなメールは無視されることが多いでしょう。社長に届かない
ことも多いでしょう。しかし、このメールは届くでしょう。
 それは、インターネット上で公開してあるからです。このメールは、どちらに
しろ最終的には社長の目に触れるのです。自分へのメールをインターネットで発
見したら、社長はどう思うでしょうか。不愉快でしょう。誰かがこのメールを握
りつぶせば責任問題になります。(たぶん、社長の名前を検索すると一番にこの
メールが表示されるようになります。)
 このような理由で、このメールはきちんと届くと思います。
 どうぞ、読者の皆さんも証人になってください。三菱地所の行動を一緒に監視
してください。

 (哲学者ブレーンの方から、「証人を増やした方がよい」とのアドバイスをい
ただきました。このメールは、監督官庁・業界団体・消費者団体などにも送って
あります。)

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 ◆インターネット哲学【ネット社会の謎を解く】◆ 58号掲載
                【筆者】 諸野脇 正 (しょのわき ただし)
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   http://www.irev.org/file/touroku.htm
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