補足 (2001年9月)

 この文章は、少し古くなった印象があります。
 最近は、次のような言葉をよく聞くようになったからです。

 「インターネット革命」
 「IT革命」

 しかし、多くの人がインターネットに慣れていないことは変わりがありません。
 例えば、インターネット選挙は、まだ実現していません。

インターネット選挙になるべきだった選挙 −−あなたも公職選挙法に「違反」してみませんか
インターネット選挙は公職選挙法違反か −−「馬」は「自動車」か

 ですから、大筋でこの文章は有効です。


このサイトの目的 (2000年2月)

 

■ このサイトの目的
 
古代人は農耕を知らず
近代人は電気を知らなかった
そして、今、我々はインターネットをまだ知らない



 千年後の歴史の教科書には、現代はインターネットが始まった時代として記録されるであろう。私達は、歴史の目撃者である。インターネット革命の始まりを目撃している。しかし、ほとんどの人は、この事実に気づいていない。
 私達は、電気を初めて見た近代人に似ている。今後数百年にわたって、世界を大きく変えていく変化の始まりを見ているのに、それに気づいていないのだ。
 近代人の家を考えてみよう。家の中には、電灯が一つともっている。それ以外の電化製品は全く無い。村の中で、電灯がついている家は、5%程度である。
 この段階で、それがその後数百年にわたる変化の始まりだと気がつくことは難しかったであろう。さらに、電気が社会にもたらす大きな変化を予想することは、ほとんど不可能だったであろう。電灯は、限られた人の贅沢のように思えたであろう。「オイルランプがあるんだから、そんなものは要らない。」と思った人もいたであろう。
 しかし、電気は社会を大きく変えてきた。電灯は全ての家に入った。洗濯機、冷蔵庫、テレビが家に入った。電話が入った。電気がなければ、普通の生活は営めないほどである。
 インターネットも電気と同じである。今後数百年にわたって、社会を大きく変えていくのである。しかし、今の段階では、ほどんどの人がこのことに気がついていない。さらに、その変化の内容を具体的に予想することは難しい。また、インターネットを使ってどのように社会を変えるべきなのかを考えることも難しい。
 新しい事象なので、それを理解できないのである。理解するための理論が無いのである。
 このサイトの目的は、インターネットを理解することである。インターネットを理解する理論を発見することである。インターネット革命の原理を発見することである。
 インターネットを理解しよう。


■ 具体的な活動内容

 具体的活動としては、メールマガジンの発行をおこなう。インターネット革命の原理を考えるメールマガジンである。ご登録をお願いする。
 サイト上にもさまざまなコンテンツを公開していく。ご覧いただきたい。
 また、ご意見をお待ちしている。
 

■ このサイトの活動の欠点

 このサイトの活動には、大きな欠点がある。それは、インターネットを使っていない人には伝わらないことである。メールマガジンは、既にインターネットを使っている人しか読めない。しかし、そのようなインターネットを使っていない人にこそ、インターネット革命を知ってもらいたいのである。これは大きな欠点である。
 マスメディアでの伝達が必要である。テレビ・新聞・雑誌等で〈インターネットを分かりやすく説明する企画〉があれば、諸野脇までご連絡を願う。出来るかぎりのご協力をいたしたい。


■ 連絡先
 
 諸野脇 正 (しょのわき ただし)
 メールアドレス ts@irev.org
 ホームページ  http://www.irev.org/